【15】VBAの制御構文「GoToステートメント」について

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・エクセル2019 [64ビット版]

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制御構文「GoToステートメント」について

今回の制御構文は「GoToステートメント」についてです。

本サイトはエクセルVBAの解説をしているので、あまりプログラム以外の余談はしませんでしたが、2020年には「GoToトラベル」という政府の観光支援政策がありました😅

意味としては「・・・に行く」になります。

この制御構文を使うと、指定した場所にプログラムをジャンプさせる事ができます。

ただし、一応解説しますが、使うことをオススメしません。

その辺を含めて、サンプルコードで解説いたします。

Sub test14()
    
    MsgBox ("メッセージ<1>")

    GoTo Label1
                
    MsgBox ("メッセージ<2>")
                
Label1:
    MsgBox ("メッセージ<3>")
    
End Sub

「GoToステートメント」の基本構文は以下の通りです。

    GoTo <任意のラベル名>
                
<任意のラベル名>:

これは非常に単純です。

GoToで指定した<ラベル名>に処理がジャンプするだけです。

サンプルプログラムの実行結果は以下の通りになります。

画像1

GoToでラベル名「Label1」に処理がジャンプしています。

これはループ処理を抜ける時などにも使うことができます。

しかし、使うことをオススメしないのは、現代のプログラムにおいては、可読性(プログラムコードの人間からの見やすさ)が悪くなります。

したがって、VBAなどのVB系言語やC言語など、古い言語では実装されていたGoTo文も、現在の新しいプログラムでは、ほとんど廃止されています。

また、現在のウェブで主流のPHP言語には、2018年にGoTo文が導入されたものの、自由に使う事ができず、かなりの制約があります。

GoTo文は少し頭の片隅に覚えておく程度で良いでしょう。

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