目次
制御構文「GoToステートメント」について
今回の制御構文は「GoToステートメント」についてです。
本サイトはエクセルVBAの解説をしているので、あまりプログラム以外の余談はしませんでしたが、2020年には「GoToトラベル」という政府の観光支援政策がありました😅
意味としては「・・・に行く」になります。
この制御構文を使うと、指定した場所にプログラムをジャンプさせる事ができます。
ただし、一応解説しますが、使うことをオススメしません。
その辺を含めて、サンプルコードで解説いたします。
Sub test14()
MsgBox ("メッセージ<1>")
GoTo Label1
MsgBox ("メッセージ<2>")
Label1:
MsgBox ("メッセージ<3>")
End Sub
「GoToステートメント」の基本構文は以下の通りです。
GoTo <任意のラベル名>
<任意のラベル名>:
これは非常に単純です。
GoToで指定した<ラベル名>に処理がジャンプするだけです。
サンプルプログラムの実行結果は以下の通りになります。
GoToでラベル名「Label1」に処理がジャンプしています。
これはループ処理を抜ける時などにも使うことができます。
しかし、使うことをオススメしないのは、現代のプログラムにおいては、可読性(プログラムコードの人間からの見やすさ)が悪くなります。
したがって、VBAなどのVB系言語やC言語など、古い言語では実装されていたGoTo文も、現在の新しいプログラムでは、ほとんど廃止されています。
また、現在のウェブで主流のPHP言語には、2018年にGoTo文が導入されたものの、自由に使う事ができず、かなりの制約があります。
GoTo文は少し頭の片隅に覚えておく程度で良いでしょう。